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宝塚音楽学校に入学するには、毎年3月末に実施されている入学試験を受験し合格する必要があります。
毎年、定員40名の枠に1,000名ほどが応募する、狭き門となっています。
受験時に中学卒業、あるいは高等学校卒業又は、高等学校在学中の方。
(通信制高等学校在学中で年間所定単位習得見込者は含みます。但し、専修学校、各種学校は含みません。)
専修学校のうち、大学入学資格を付与された高等過程在学者は応募資格があります。
容姿端麗で、卒業後、宝塚歌劇団生徒として舞台人に適する方。
第1次試験
面接
第1次試験受験料
10,000円(税込)
第2次試験
面接・歌唱・舞踏
第3次試験
面接・健康診断
第2次試験受験料 + 第3次試験受験料
20,000円(税込)
容姿、口跡、動作、態度、華やかさ等、宝塚歌劇の舞台への適性を審査します。
課題曲の歌唱により、声量、声質、音程等を審査します。
リズム感など基本的な運動機能や柔軟性、ならびに洋舞の適性等を審査します。課題は、当日試験場において本校生徒が模範演技を示します。
※次回、2019年度(来年度)入試用の願書発売は、11月13日(火)~2月1日(木)となっています。
2009年から宝塚音楽学校の試験は、試験方法が変わり、面接を重視するようになりました。今まで、バレエや声楽の経験が少なく、受験を諦めてしまっていた人にもチャンスが与えられ、合格の可能性が広がりました。
言い換えると、面接で自分をアピールすることができなければ、どんなに歌や踊りに自信があっても、披露する前に不合格になってしまいます。
宝塚音楽学校の1次試験は、30秒の面接のみで1000人から400人にしぼられる、独特かつ厳しい試験です。その僅か30秒で与える第一印象が、非常に重要なポイントになってきます。
では、その30秒で試験官は何を見ているのでしょうか。よく、合格する人はオーラやキラキラ感があるなどと言われますが、そのオーラやキラキラ感を出すにはどうしたらよいのでしょうか。それは、もともと持っているものだからと諦めてはいませんか?
もちろん、何も意識しなくても輝いている人もいますが、ほとんどの人は、努力した結果、オーラやキラキラ感が後から付いてくるのです。
それは、姿勢や目力、声の出し方など。努力が表に表れるのは、バレエや声楽だけではないのです。
例えば、私の昔の写真を見ると、どれも目は細く、瞼が半開きのものばかり。いつでも眩しそうな顔をしていました。私の目は、そういう目だと思い込んでいました。
今回このサイトを立ち上げるにあたって、実家にある昔の写真を母に送ってもらおうとしたところ「目が開いている写真がない」という悲しい返事が返ってくるくらいです。笑
私は中学3年生になってから、10ヶ月間、月1で受験スクールに通っていましたので、10月頃に入学願書の写真を撮り、受験スクールの先生に見てもらいました。すると、これでは、目力も目の輝きもないと「目を開く方法」を教えてもらいました。願書の写真は、日にちを開けて2回撮りなさいと言われていましたので、1ヶ月後の撮影の日まで、先生に教えていただいたことを毎日行いました。それは、難しいことではなく、1回に1分もかからない簡単な方法でした。
今でこそ、「瞳ゆゆ」という名前を、皆さんに「合ってるよねー!」と言っていただいていますが、当時の私のままだと、完全に名前負けです。笑
このように、実は簡単に出来ることなのに、方法を知らないということも多いのです。
「Grant sienne」では、私たちが実際に経験したことや、宝塚OGのネットワークを基に、受験情報やノウハウはもちろん、受験生やご家族に寄り添ったコンテンツを提供していきたいと考えています。
宝塚音楽学校受験について