面接は1人ずつ立って行われます。30秒とはいえ、色んな角度から見られていますので立ち姿は重要です。体が開いたり、猫背にならないよう、美しい姿勢で試験にのぞみましょう。
試験中に気を抜く事はないと思いますが、ふとした瞬間、特に後ろ姿になったときにクセが出ないように注意してください。
【1】上半身をキレイに見せよう
・肩が内側に入りやすい人は、肩をおろして首を長く見せ、後ろで手を組み上下に動かしましょう。この時、肩甲骨同士が寄る事を意識してください。頭のてっぺんが、天井から糸で引っ張られるように意識して立ちましょう。
・猫背の人は、背筋を鍛えましょう。うつ伏せになり、手足を肩幅に開きます。足は床につけたまま、背筋を使い上半身だけ起こします。目線は手の延長線へ。5秒ほどその姿勢をキープしますが、息はとめないでください。キープできたら、ゆっくりと上半身をおろしましょう。
・体が開いてしまうひとは、腹筋を鍛えましょう。仰向けになり、手はお腹の上におきます。この時、床と腰の間に隙間が開かないよう注意してください。足を床に対して直角にあげゆっくりとおろしていきます。床ギリギリで止め、5秒キープ。また上にあげ下ろすを繰り返しましょう。使うのは腹筋だけ。足に力が入らないようにしてください。
・ウエストを作りましょう。ウエストはひねることが効果的です。下半身は動かさないようにし、両腕はガッツポーズで上半身を左右に振ってください。
次に、両手をウエストにあて、息を吐いてお腹を引っ込めます。今度はお腹が膨らまないように意識して少しだけ息を吸いまた吐きます。この時、1回目に息を吐いた時よりもお腹が引っ込むように意識してください。もう一度同じ事を繰り返し、3段階でお腹が引っ込むようなイメージをもちます。
これは、私が現役時代、ご飯を食べてお稽古スカート(娘役が、お稽古中にはくスカート)が苦しくならないようにとあみだした、ウエストを細く保つ方法です。速攻で効果があらわれます。
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