11/18(土)に東京・六本木のスタジオにて、「第1回宝塚受験生のための願書撮影会」を開催いたしました。
宝塚音楽学校の試験は、1次試験が30秒の面接のみなど受験生の情報が少ない中で審査が行われるため、試験を突破するためには試験官の手元にある願書写真が非常に重要になってきます。
しかし、宝塚受験に詳しいカメラマンはほとんどいないため、的確なアドバイスをしてもらえないのが現状です。
そこで、今回、劇団生の年賀状などの撮影も手がけている写真家の戸高さんと共に、身長や体型から一番綺麗に見えるポーズや角度を探し、華やかで目をひく笑顔を引き出しながら撮影しました。
また、戸高さんには、顔のラインをシャープに見せたり首に影がでないようにと、光を味方につけた撮影をお願いしました。
——————————————————
今回参加してくれたのは、中3〜高2の5人(男役志望2・娘役志望3)の受験生。
初めは緊張してスタジオに入ってきた受験生も、好きな劇団生の話をしているうちに自然と笑顔になってきました。
最初に来た受験生は、身長が低いことがコンプレックスで大きく見せたいとのことでした。今までは、トゥシューズを履いて身長を高く見せていたそうですが、今回は腕を上げるポーズで目線を上に集めさせることで身長をカバーしました。
ここに写っている写真はほんの一部で、腕は上げずお腹の前で手を組んで撮った写真もありますが、最終的には腕をあげ足を前に出すポーズで落ち着きました。
また、最後の方にいらっしゃった男役志望の受験生は、レオタードと制服で撮影されました。
この方は足がとても綺麗で長い方でしたので、どんなポーズでも合うと思いましたが、足を前にだして角度にもこだわることで、よりスタイルを良く見せることができました。ご自身も撮影した写真を見て「足が長く見える!」と驚いていました。
その他、ウエストをひねることで細く見せたり、前の肩をおとして華奢にみせる工夫もしました。
表情は左右から撮ってみて、受験生と相談してより魅力的な方向から撮ったり、私の「あと2ミリ目を開けて!」という無茶ぶりにも笑いながらチャレンジしてくれたりと、色んなポーズ・表情を引き出し、奇跡の1枚どころか1枚に選べないくらい良い写真が撮れました。
これは、戸高さんがご厚意で枚数に制限をかけることなく、受験生・私・戸高さんが納得いくまで撮ってくださったからできたことで、普通のスタジオではなかなかここまでの写真は撮れないと思います。
写真は、撮影会から1週間〜10日後にCDもお付けしてお送りします。どうぞ、楽しみにしていらしてください。
————————————————
戸高さんによる撮影会は、好評のため12/16(土)にも追加日程を設けています。ぜひご参加ください。
12/16(土)の願書撮影会の詳細はこちら
————————————————