先日、2019年度、宝塚音楽学校の願書発売日と試験日程が発表されました。
107期生を目指す皆さん!まもなく受験シーズン突入です!
今年から、「キャトルレーヴ」「ブックファースト」の他に、
「紀伊國屋書店」(札幌本店)・「三省堂書店」(名古屋本店)・「明屋書店」(松山本店)で販売されるため、より多くの受験生が身近に感じ、手軽に入手できるようになったなと嬉しく思います。
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封筒の中には、学校案内、入学案内、入学願書などの他に、課題曲の冊子が入っています。早めに購入して、練習を開始してください。本番は暗譜で歌うため、緊張して頭が真っ白になっても勝手に口が動いてくれるくらいにしておきましょう。
試験が近づいてきて焦る気持ちも出てくると思います。今、苦手なこと、出来ないことが分かっている人は、それに集中して取り組めば、まだ間に合います!
私も、受験時、新曲が出来ないことに気づいたのが、ちょうど今頃(10月)でした。新曲が出来なければ、合格はない。そうプレッシャーをかけ、毎日ピアノを叩いていました。
前に、記事内で「タカラジェンヌには出来ないという選択肢はない」ということを書きました。
先日、月組のエリザベートで主要メンバーが代役となりました。
エリザベートには代役稽古があると聞きますが、それでも、自分の役ではない役を演じるというのは、考えるのも恐ろしいくらい、相当なプレッシャーがあると思います。劇団からの期待、ファンからの期待、自分から自分への期待。
表に見えるところばかりではありません。ただの通行でも、1つ1つ誰の間を通るとかどこの幕にはけるなど全て決まっています。間違えてしまえば、大きな事故になる可能性もあります。
タカラジェンヌは覚悟を持って舞台に立っています。皆さんは、タカラジェンヌになる覚悟を決めてレッスンに励んでいますか。
“タカラジェンヌには出来ないという選択肢はない=タカラジェンヌの卵である受験生にも出来ない(やらない)という選択肢はない”
試験官は、レッスン歴の長さではなく、その期間どれだけ本気で取り組んできたのか。どのくらい宝塚に入りたいのかを見ています。
より強い気持ちを持って、よりイメージを膨らませて、宝塚の舞台に立つためには何をしたら良いのか考えてください。
この時期に「意志のある」行動をすることが、強みとなり自信となります。
「Grant sienne」では、月1回レッスンを開催していますが、回数が少ない分、次に会う時はどのように成長しているだろうと、1人1人の変化が楽しみでもあります。
意思ある笑顔と返事、「やる気」に期待しています!
まもなく願書発売なので、10月11月の面接レッスンでは、写真撮影のアドバイスも少しできればと思っています。