宝塚受験体験記⑥試験当日

試験当日は、朝4時頃からスクールに集まり、バレエレッスンや最終チェックをします。

そのため、起きるのは朝2時。朝というか夜です。前日は、夜9時頃に無理やり寝た記憶があります。起きたらお風呂に入って目を覚まし、お団子作りにかかります。なかなか思い通りのお団子ができず、腕も痛くなりイライラ…。機嫌が悪いままスクールへ向かいました。

ウォーミングアップや発声練習、最後のレッスンを終えると、先生から「てこずるーな(手こずるな)」と名付けられた妖精のお守りを貰い、全員で試験会場へ向かいました。

試験会場では、控え室が狭くて、満足な発声やウォーミングアップが出来ない可能性がありますので、会場に行く前、ホテルなどでしっかり体を温めて行って下さいね。

試験当日の服装

私の当日の服装は、
・黒のワンピース
・ストッキング
・3センチくらいヒールのあるストラップ付きの靴
・ピンクのスプリングコート

宝塚の受験は、白いスプリングコートというイメージがありますが、決まっている訳ではありません。私はあえて、ピンクのスプリングコートを選びました。ワンピースを選んだのは、脱ぎ着がしやすいことと、清楚に見えるからです。

頭から被るタイプの服は、せっかく作ったお団子やリーゼントに引っかかってしまうかもしれないので、ファスナーの付いている服をおすすめします。

私が通っていた受験スクールでは、男役志望で髪が短くても、ワンピースを着ていたような気がします。

特にワンピースという決まりはありませんが、ジーンズはカジュアルすぎるので出来れば避けたほうがいいかもしれません。私服で悩むようでしたら、学校の制服で行っても構いませんよ。

一人で受験するなら話し相手を見つけよう

試験会場に着くと、控え室へと案内されます。私は日舞教室でした。スクールのみんなと、奥の窓側に集まっていました。
みんなでいるので、特に緊張もなく自分の出番を迎えられた気がします。

一人で受験された方は、「心細かった」という話を聞きますし、「受験スクールで固まって行動されるのは、威圧感があって怖かった」という話も聞いたことがあります。一人で受験する場合は、なるべく番号が近い子で話し相手を見つけられるといいですね。会場で初めて声を出すのが、試験官の前ということは避けましょう。

私が受験生の時は、一次試験からバレエ、声楽、面接の試験がありました。

当時は、一次試験で1000人から約100人に絞られ、二次(バレエ、声楽)と三次(面接、健康診断)試験が行われて、合格発表でした。そのため、一次試験を通ったらほぼ合格と言われていました。

試験の出来はあまり覚えていませんが、課題曲が思ったように歌えなかったということと、試験の時だけ、新曲がよくできたということは覚えています。笑

試験が終わったあと、「おでこから、入りたいっていう光線を出してきた」と母に言っていたようです笑。よく意味は分かりませんが、たぶん「私は宝塚に入りたいんだ!というアピールを沢山してきたよ!」という事だと思います。

合格発表はよく覚えています。私は学校に内緒で受けていたので、テレビに映らないように、後ろの方で発表を待っていました。

当時は、番号ではなく氏名での発表でした。掲示板が開いて、キャー!という声とともに、私よりも先に、母が名前を見つけてしまいました。笑

地方受験生の強み

私が通っていたスクールからは5人の合格者が出ました。5人とも地方受験生で、通っていた期間は、皆、1年未満でした。
もちろん、他のスクールや学年では、長く通って合格したという方も沢山いらっしゃいます。ただ、言えるのは、月1回のスクールでも1年未満でも、対策の仕様では、合格の可能性があるということです。

私は、地方受験生は、実は宝塚の受験では有利ではないか?と思うことがあります。なぜなら、受験スクールに通うまでに、普通のバレエスクール、普通の声楽教室に通っているので、基礎がしっかりできているからです。

また、地方枠があるといわれますし、本当にあるのかは分かりませんが、宝塚は全国ツアーがあるので、お客様を集めるためにも、ある程度、地方出身者の合格者は必要だと思うのです。

地元でしっかりレッスンを積んで、宝塚受験のエッセンスを少し入れると、驚くほど魅力的に輝くのではないかと感じています。

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