[宝塚の舞台裏] 衣装

宝塚といえば、華やかな衣装ですが、衣装は全てお衣装部さんが作ってくださいます。新調と有り物があり、新調の衣装は自分の体に合わせて作られます。

宝塚に入団すると、自分の衣装の型をとり、退団まで、その型で1つ1つ作られるので、痩せることはできますが太ることはできません。

有り物は、以前に誰かが着たものを、自分の体に直して使います。お稽古中に衣装合わせがあり、身長でグループ分けされた衣装の中から、上級生順に好きなものを選びます。前に着ていた人の名前が付いているので、なるべく、腰の位置や丈の長さなど、自分の体形に近い人の衣装を選びます。

お芝居の衣装は、役によって決まっている場合も多いのですが、私が一番着て嬉しかった衣装は、「太王四神記」のモンニョン役の衣装です。これは、花總まりさんが「鳳凰伝」のトゥーランドット役で着ていた衣装で、ずっしりと重かったです。

衣装は、公演の間1ヶ月間着るので、なるべく汚さないように気をつけています。娘役は、顔と同じ色になるように体にもお化粧を塗っているので、どうしても衣装にお化粧がついてしまいます。
裏に汗脇パッドをつけたり、ガーゼハンカチを縫い付けて、いつも衣装がキレイであることをこころがけています。

キレイにすると言えば、娘役は、組んでいる男役さんの衣装に、自分のお化粧が付いていないか、点検しにいく習慣があります。とくに黒い衣装だと目立ってしまうので、付いていたらこっそりとキレイにします。キレイにするためのガーゼハンカチとエチケットブラシは必需品です。

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